Arian Reading ☽ Mt. Shasta
冥界(地獄)について
地獄と聞くととても恐ろしいイメージですが、冥界はそれほど悪い場所でもありません。見た目は洞窟です。(あくまでも私のフィルターを通して見たものです)
そしていくつかの【部屋】があります。
かつて冥界には魔王ルシファーが君臨し、沢山の悪魔や魔物達が暮らしていました。
悪魔や魔物達は、地球の人間が死後冥界に持ってくる『悲しみ』『怒り』『後悔』などの【苦しみ】をエサにし、エナジーを得ていました。
そのため悪魔や魔物達は地球に降り立ち、1人でも多くの人間が死後冥界に落ちるよう、甘い誘いをかけ苦しみの人生へと導いたり、丘(オーバーソウル)に入り込んで(憑り付くという感じです)苦しみの人生へ進むようコントロールしたりしていました。
今はルシファーも悪魔も魔物も、冥界には1人も居ません。
悪魔や魔物達がこの世から完全に居なくなったわけではありませんが、冥界には居ません。(地球にはいます)
現在の冥界には、死んで冥界に落ちたカケラ達と、冥界で働く緑の小人達だけが居ます。
悲しみや苦しみを抱えて冥界に落ちてしまったカケラ(魂、過去生)は、冥界の炎に苦しみを燃やし尽くしてもらう事が出来ます。
そして冥界の炎は、苦しみを燃やし尽くした後、カケラを癒してもくれるのです。
冥界は宇宙にあります。地球を出て、木星を過ぎてちょっと行ったところで左に曲がってまっすぐ飛ぶと到着します。
ここでは冥界内部にある、私が見た【部屋】をご紹介します。
冥界の洞窟
冥界は、洞窟の中の世界です。
闇の世界にある岩の洞窟です。迷路のように道が沢山あります。
苦しみや悲しみを抱えてしまった過去生(ここではカケラと呼びます)は、冥界に落ちるとまずはこの岩の洞窟にやってきます。
(または洞窟内(冥界内)にある【部屋】のどれかへ行きます)
この岩の洞窟で、赤い炎に全身を包まれ、苦しみを全て燃やされています。
赤い炎は苦しみを燃やし尽くす炎です。
赤い炎でカケラの苦しみが全て燃え尽きると、カケラを包む炎が青くなります。
青い炎は癒しの炎です。
赤い炎が苦しみを燃やし尽くした後、青い炎が癒してくれます。
炎が青くなっていれば、カケラは正気を取り戻しています。
カケラを炎から助けだす事が可能です。
カケラが過去生リーディングを通して助けを求めて来られるのは、青い炎に癒されている状態の時、またはその後(癒され終わって冥界内で自由に行動している状態)です。
赤い炎に苦しみを燃やしてもらっている間は、カケラがリーディングで助けを求めてくる事はありません。
炎が完全に青くなると、冥界内で癒しが終了します。
青い洞窟
冥界の洞窟で赤い炎に苦しみを燃やされている間、カケラからは【勇気】が溶け出し、流れ出てしまいます。
カケラから流れ出た【勇気】は、冥界の洞窟の地面(床?)に入り込み、洞窟の下の階に流れ出て行き、【勇気のつらら】となってぶら下がります。
この『冥界の下の階』にある洞窟が、青い洞窟です。
とても澄んだ川が流れる洞窟で、壁も天井も全て青く光っていて、息をのむほど美しい場所です。
天井からは沢山の【勇気のつらら】がぶら下がっています。
冥界の街
冥界に落ちたカケラが赤い炎に苦しみを燃やし尽くされ、さらに青い炎に癒され終わると、冥界で働く緑の服を着た小人達がカケラに『勇気のつらら』を戻してくれます。
『勇気のつらら』が戻ったカケラ達は、冥界の洞窟内にある街で生活を始めます。
それぞれ洞窟の壁を削って店舗を作り、物を売ったりしています。
冥界の街は、冥界から悪魔や魔物達が居なくなった後、カケラ達によって作られました。
灰色の海
冥界の奥深くにある、灰色の海。
何かを激しく後悔しているカケラ達が集まる海。
「自分の存在自体を完全に消し去りたい、これ以上存在していたくない」というカケラ達が、灰色の海の中で目を閉じて漂っています。
何も考えられなくなる沼
冥界の洞窟内にある、大きな緑の沼。
感じる事を辞めてしまったカケラ達が行き着く場所。
感じる事を拒否し、心を閉ざしてしまったカケラ達。
この水に入っていれば何も考えなくて済む。
何も考えられなくなる。
迷うカケラが集まる場所
紺色のモヤモヤの、水っぽいけど水じゃない『紺色モヤモヤ海』をずっと潜ると辿り着く。
一体どうしたら良かったのか迷っているカケラが辿り着く場所。
どうしても答えが出なくて、ここでずっと考え続ける。
ここにいるカケラ達は、激しい怒り、悲しみ、恨み、後悔なんかを抱えているわけではない。
だからこの場所の闇も、冥界の他の場所と比べて濃くはない。
赤いバラの部屋
冥界の洞窟の一部が大きな部屋になっていて、中は真っ赤な薔薇と茎と葉に占領されています。
「自分自身をズタズタに引き裂きたい」というカケラがここに来ます。
ここの薔薇は、本当は赤じゃなくて白です。
この部屋に来るカケラ達は、大抵はここに来るまでに、生前すでに心がズタズタになってしまっています。
そしてここで自ら薔薇の棘に刺されて、さらに《苦しみの血》を流します。
白い薔薇は彼らの《苦しみの血》を吸い取り、赤い薔薇になっています。
炎の海【水戸】(みずと)
水死したカケラの来る海。
水死して、しかも水から2度と出たくないと思っているカケラが集まる場所。
海の水が全て炎みたいに見えるけど、実は水の表面に炎があるだけ。
そして水の表面で燃えているのは癒しの炎。
ここに来るカケラ達は、ここに来てもまだ水の中で死んでいるつもりになって水中を漂ってるけど、実は水面上の炎に苦しみを徐々に燃やされ、癒されていきます。
血の海
心が血を流し続けているカケラ達の来る海。
子供を失ってしまった悲しみを抱えるカケラ達を、ここで多く見かけます。
血の海に来るカケラ達は、気を失ったような状態で血の海の中を漂っています。