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執筆者の写真アリアン

kanonさんの丘訪問


実はこの時、Tお父さん丘で黒犬ロミオに「結局元々はどこから来たの?」と聞いて、

『まりこの丘から来た』

と、言われていました。

kanonさんの丘です。

何だか仕事の依頼を要求してるみたいで物凄ーーーく言いづらくてメールを書いたり消したりしつつ、どうにかkanonさんに伝え。

kanonさんも納得してくれて、しかも前日に丘訪問経費が出た!✨

という事で、丘訪問をご依頼頂きました。

ギューやアナドラ、ライディーン、ロミオ、袴くんに「あの丘早く行った方がいいよ!」「どうにかした方がいいよ」とかなーり急かされつつ、早速kanonさんの丘へ行ってみました。

月の光が落ちてくるグラウンディングにまずびっくり!

なんて優しくて強いグラウンディング

下を見るとガイアさんが月の光の柱の中で気持ち良さそうに目を閉じて、くるくるダンス?してる

上を向くとギュー

あれ?ギュー?

アナドラは?ライディーンは?

『忙しい』

あ、Tお父さん丘で働いてるから?

『違う。いいから。行こう』

羽を出してギューと手を繋いで飛ぶ

何だかすごく久しぶりな気がする

羽は最近、なんだか左右に3枚づつあるような気がする

自分の後ろが見えないから分からないけど、3ヶ所別々に動かせる感じ

丘が見えてきた・・・

何やら丘の周囲が虹色に光ってる!!

その周りに・・アナドラ、ライディーン、ツル、カメ、メロディ

みんないる!?

そしてそのさらに周辺に、黒い存在がうようよしてる

みんなkanonさん丘に入りたいみたい

でも虹バリア?みたいのが邪魔してて、さらにアナドラ達に阻止されてる

どういう事???

『やっと本人が望んだから、手出しが出来たんだ。

俺がバリアを張った。

即席のものだからそんなに強くはない。

だから彼らが守っているんだ』

『行くぞ』

ギューと虹バリアに突っ込む

そのまま通り抜けて丘へ

まず見えてきたのは遊園地!!

曇り空で小雨が降ってる

観覧車

メリーゴーランド

コーヒーカップ

ジェットコースター

回るブランコ・・・

日本のマイナーな小さな遊園地、っていう雰囲気

誰も居ない

何も動いてない

遊園地から上に飛び立つと、遊園地の先に大きな湖があって、その真ん中に道?があって、湖の真ん中に家が・・・

説明じゃわかりませんね!

絵描きます。

絵も分かりにくい💦

とにかく、大きな湖の真ん中に、家が一軒建ってます

真ん中の道をギューと歩いて家の前に立つ

家の感じは・・・キキのパン屋に似た感じ

あれのもっと小さい版みたいな

ノックして、ドアを開ける

中にいる人を見てドキッ!!と一瞬心臓がびっくり

何この人・・・

黒装束、って言えば良いのかな?

真っ黒のながーいやつ着てて、真っ黒なフードが大きくて顔が見えなくて

頭のフードを突き破って2つの黒いツノが出てる

この人を見ているだけで全身ゾクゾクする

ものすごく力を持っていそうな、黒い人

何か作ってる

火を焚いて、でっかい鍋?乗せて、何かグツグツして木の棒で掻き混ぜてる

こっちは見ない・・ってか顔が見えないからどこ見てるのかよく分からない

ギュー、この人誰?

あれ何やってんの?

『集めて凝縮してる

黒いやつらに、弱っている人の丘に入り込ませて、「怒り」や「苦しみ」や「悲しみ」なんかを集めさせてる

そしてあそこにためて凝縮してる』

『ニスを作っているんですよ』

黒装束が突然喋り始めた!!(◎_◎;)

『沢山の人の苦しみを集めたニスを作っているんですよ。

これを黒い子たちに持たせて、人々の丘に塗ってくるんです。

彼らの苦しみはさらに膨らみます』

『でももう見つかっちゃったんですねえ。

あの子たちも入ってこれなくなってしまったし』

どうしよう、まさかこの人とここで戦ったりする事になるのか!?

つつ強そうだけど!!

なんてビビってたら、また喋り始めた黒装束さん

『私は抵抗はしませんよ。

あの子が送ってくるんですよ。

生まれ変わった後の暮らしの様子を。

あの子です。

私の忠実だった黒犬。

あの子はああなってから、あっちの丘での暮らしぶりを私に送って来ているんですよ。

ずいぶんと楽しそうだ。

私もああいった暮らしをしてみても、良い時期なのかもしれない』

『連れて行こう』

突如現れたルシフェル!!Σ(・□・;)

うわーーーなんか久しぶり!!

『ずっとそばにいた。我々の間に「久しぶり」という言葉は存在しない』

あーそーですか!

こんな時にいちいち理屈っぽいな!( ̄▽ ̄;)

ルシフェルとギューが2人で黒装束さんを挟んで

すごい速さで3人一緒にギュイーーーーン!!!と上に上昇

空にかかっていた雲がぱあっと晴れて

丘全体に一気に太陽の光が注ぐ

そして降りて来たアナドラ、ライディーン、ツル、カメ、メロディ

あ、黒犬ロミオもアナドラに乗って来た!!

そのままロミオが『森だ!!』って叫んで、私もアナドラに乗って、みんなで湖の向こうの森へ

森の上をかなり飛んで、ロミオの案内で降り立った場所には・・・

卵?

とっても大きな卵

両手で抱えるくらいのサイズ

無造作に木と木の間に落ちてる

色がすごい

オパールみたい

白乳色で、いろんな色に変化する

めちゃキレイ

しかもちょっと動いてる

カタカタ揺れたりしてる

孵る寸前!?

アナドラに乗ってる黒犬ロミオに『早く!それ持って!遊園地!』って言われて

慌ててオパールエッグを両手で抱えてまたアナドラに乗る

アナドラが猛スピードで遊園地方面へ飛ぶ

遊園地の上空から、とても大きな龍が降りて来ているのが見える

この卵と全く同じ色の龍

クリーム色で、オパールみたいにいろんな色にキラキラ光る龍

きっとこの卵のお母さんなんだ

お母さん龍がこっちに気付いて近付いてくる

アナドラもお母さん龍を目指して飛ぶ

私はアナドラの上に立って、卵を両手で持ち上げる

すれ違いざまにお母さん龍が私の手から卵を受け取った

良かった、間に合った〜〜〜!!!

みんなで遊園地に降りた

乗り物が動き始めてる

灯りがついて、音楽が鳴ってる

湖や森の方を見ると、空に龍やドラゴンがいっぱい!!!

うわ〜、ここはドラゴンたちの丘だったのかー!!

みんな今まで入れなくなってたのが、戻って来たんだ!

でも、喋れる人が誰もいないのはなんでだ?

なんで龍やドラゴンしかいないんだろう?

「あの家にいたでしょ」と黒犬ロミオ

え?誰かあの家にいたっけ?

皆んなで湖の家に戻る(・・;)

戻ってみると、さっきは黒装束さんに夢中で気付かなかったけど、家の中には端っこにベッドがあって

誰か寝てる

若い女の人・・・

なんで寝てるのに髪がおさげなんだろう?

髪の色はオレンジっぽい金髪

おーい

こんにちはー

起きてくださーい

もう大丈夫ですよー

・・・起きない

『行くぞ』ってライディーン

冥界なの?

『そうだ。行くぞ。

お前今かなりエナジー使ったから、1回休め。

本人に報告書いて、それから何か食べろ。

そしたら出発だ』

はいー

 

つづく。

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